感染経路

飛沫感染

「ひまつかんせん」と読み、飛沫は「しぶき」とも読めることから分かるように、しぶきを意味します。空気感染と同義に扱われる場合もありますが、空気感染の場合は出所の分からないウイルスが漂っていて、それを吸い込むことにより感染し、飛沫感染と区別する場合は飛沫核感染と呼ばれます。

飛沫感染は、患者からくしゃみや咳で吐き出されたウイルスを直接的に吸い込んだりして感染するというものです。一般的に普通の風邪はこれでは感染せず、インフルエンザが飛沫感染により広がります。

空気感染はウイルスが小さい飛沫粒子に付着し空気中を空気の流れによって飛散します。それにくらべて飛沫感染の場合は粒が大きい飛沫粒子ために、飛散する範囲は限られます。

いずれも空気感染の一種だと考えてよいでしょう。このどちらに分類されるかは、ウイルスの種類では判別できず、付着した粒子の大きさにより区別されます。よって、病気による飛沫感染か飛沫核感染かという判別はできません。実際には、体内から排出された病原体が、その環境下において長時間生存できる場合は空気感染になりえますし、長時間生存できないような病原体であれば飛沫感染が主要な感染方法となるわけです。

飛沫感染ですが、室内だと感染者から放たれた後2~3時間は漂うと言われています。飛沫感染を注意するのであれば、その場を離れてしまえばいいのですが、空気感染による感染も可能性がないわけではないです。ウイルスは高温多湿に弱いので、インフルエンザにかかった人がいる場合は、こまめに換気するなどしましょう。