代表的な民間療法
卵酒
まずは作り方から説明します。卵1個と砂糖40gを合わせてかき混ぜます。よく混ざったら、茶こしなどで一度濾しましょう。そして、それとは別に180ccの熱めの熱燗を作ります。十分に温まったら、熱燗を先ほど作ったとき卵に加えながら混ぜます。
ここで慌ててしまうと卵が固まってしまい、スクランブルエッグのようになってしまうので、伸ばすようにゆっくり加えて行ってください。これで、ひと肌の卵酒の完成です。これは基本的な感じなので、お好みで生姜を入れたりしてみてください。
過度な飲酒は逆効果なので、1回分を作ってなくなったら、体が温まっているうちに床に就きましょう。適度なアルコールで眠りやすくなっていると思います。
さて、昔から言い伝えられている方法ですが、これには科学的な根拠があるのです。卵の卵白にはリゾチームという酵素が含まれています。市販の風邪薬の成分表を見てもらうと、塩化リゾチームという物質が含まれていることが多い。
これは卵白から結晶として抽出されたリゾチームなのです。細菌を殺す効果があるこの物質を卵から摂取し、体を温めてくれて適度なアルコールで眠りに誘導してくれる日本酒との効果で、寝ている間に効果を発揮してくれるのです。細菌を殺す効果から、痰や鼻水など粘液の排出を促進させてくれるため、風邪の症状がやわらげられるのです。
誰が言いだしたか分かりませんが、昔の人が風邪を治すために何が効果があるのかを調べた結果が今にも生かされているわけです。