予防法

充分な睡眠、充分な休養

風邪の予防には、ウイルスの侵入を防いだり、出来るだけ身近にウイルスを持ち込まないことが重要ですが、いざ体内にウイルスが侵入してきてしまった場合にはどうでしょうか。そうなってしまうと、あとは体の防御機能で食い止めるしかありません。

人間の体には、免疫というものがあって、体に有害と思われる物質が入ってくると、それに対して防御したり撃退する機能があります。予防接種は、この機能を強化するために本来より弱いウイルスを注入して免疫をつけるために行います。

しかし、どれだけ準備万端な体であっても、いざウイルスを撃退するときに体が弱っていては、力を十分に発揮できずに、ウイルスに侵されてしまうのは目に見えると思います。日頃の疲労の積み重ねや睡眠不足は、体が疲れていることから分かるように、体内の機能が低下しています。ウイルスに対する抵抗力も例外ではなく弱っているのです。また、ストレスが溜まっている場合も同じです。十分な睡眠をとることで体を休め、体力もつけておかなくてはいけません。

そして、睡眠にはもう一つの重要な役目があります。睡眠中には体内のリンパ球が増える限られた時間なのです。リンパ球には免疫を高める効果がありますので、睡眠時間を確保するというのは、風邪のウイルスなどに負けないために必要不可欠なのです。体を休め体力を回復し、リンパ球を増やしたうえで、風邪やインフルエンザに対する他の対策もしていくことで、病気に感染する確率はさらに下げられます。